全国学力テストに関するニュースと八重山地区の教育の取り組み

2014年度の春に小中学校で実施された全国学力テストに関する結果の集計が8月25日付けで公表され、様々な焦点からニュースとして取り上げられています。本年度の結果で目立った事の1つは、教科毎に公表される県別の順位における沖縄県の順位上昇です。沖縄県は過去のテストにおいては押し並べて最下位付近の順位である事が多かったのですが今回は軒並み順位を上げており、特に小学6年生を対象として実施された算数の基礎能力を図る算数Aについては、全国で6位と大きく順位を上げています。そしてこの結果については、特に八重山地区での教育における取組みが結果を出し始めた事が大きいとされています。


八重山地区に関しては教育に関する利害対立が起き易いという地域性もあって、以前から充分な学力が醸成されていないとの指摘がありました。そこで関係者が積極的な学力向上のプロジェクトを数年前から推進しており、基礎の反復練習・家庭への生活環境改善を促すといった方策を取って来たという経緯があります。県の独自集計では、八重山地区における今回のテスト結果は全科目で県平均を上回ったとされています。関係者の一丸となった取り組みが具体的な成果として現れたものであり、その姿勢や方策は沖縄に留まらず他地域でも参考にされるのではないかと期待されます。